アートメイクTips:眉毛について

お顔の黄金比を知りましょう

お顔の黄金比とは?

人は、バランスが取れたものを美しいと感じる傾向にあります。ゴールデンプロポーションと比べてご自身のお顔のバランスはいかがでしょうか?

本来持って生まれた骨格、お顔立ちはもちろんですが、姿勢や噛み合わせや視力の変化、表情の癖などによりお顔の筋肉の付き方に歪みが生じてきます。ご自身のお顔のアンバランスな部分をメイクで補うことにより、視覚的効果により黄金比に近づけていくことができます

お顔は8タイプに分けられる

卵型

  • 穏やかな楕円
  • イメージ:穏やか・ソフト

面長

  • 縦が長く横幅が狭い
  • イメージ:大人っぽい上品

丸型

  • 輪郭が丸い、縦と横の比率が同じ
  • イメージ:若々しい、親しみやすい

逆三角形

  • 額の横幅に比べ、顎の肉付きが少ない
  • イメージ:都会的、クール

ベース型

  • 顎が横に広い。顎、えらが張っている。
  • イメージ:医師の強さ、アクティブ

四角型

  • 額が横に広い。えらから顎にかけて穏やかなライン
  • イメージ:落ち着いた、頼れる

ひし型

  • 奥行きがあり、立体的。頬骨が張り、顎が細い
  • イメージ;大人っぽい、スマート

しもぶくれ型

  • 顎、エラの張りに肉付きがよく、顔の丸みが強い。
  • イメージ:大人っぽい、頼れる。

お顔のパーツ配置バランス4タイプ

求心型

  • パーツが中心によっている
  • イメージ:立体的、老けて見える

遠心型

  • パーツが中心より離れている
  • イメージ:大人っぽい、老けて見える

上重心型

  • パーツが上に寄っている
  • イメージ:大人っぽい、老けて見える

下重心型

  • パーツが下に寄っている。
  • イメージ:若い、幼く見える

お顔のパーツの大きさ・各位置

眉の高さ・目の大きさ・目のカーブ・目頭・目尻の位置・広角の上がり方・唇上下のバランス・カーブの違いを分析します。

眉のバランスの基本

  • 目頭:目頭の真上の延長線上か、やや内側。
  • 眉山:黒目の外側から目尻までの2分の1あたりの延長線上。
  • 目尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上。※眉頭よりも下がらないように。
  • 長さ:眉頭から眉山の長さ>眉山から眉尻までの長さ 2:1が目安。
  • 太さ:眉頭が一番太く、眉尻にかけて徐々に細くなるように。

顔型分析からの眉の基本型

丸型

  • 確度をつけて短めに

面長型

  • 平行にやや長めに

求心型

  • 眉頭を少し話し気味に

上重心型

  • 眉下のラインを意識して描く

下重心型

  • 眉の上のラインを意識して描く

まずはシミュレーションから始めてみましょう。

顔の黄金比についてお話をしてきましたが、当クリニックではご自身に一番合う眉の形をシミュレーションしております。またプレアートメイクと呼ばれるアートメイクの体験も行っておりますので、あなたに最も適した眉の形を探しましょう。

眉毛の毛周期

眉毛というと、ずっと生えたままになっている気がしますが、一定期間成長すると自然に抜け落ち、再びまた生えてくるというサイクルを何度も繰り返しています。

眉毛の成長速度は頭髪の約半分で1日0.18mmと言われています。発毛サイクルは3ヶ月程度が一般的です。と言っても、10日で2mm弱は伸びるので生え揃うのは意外に早く感じられます。その為、1週間から10日程度に1度は眉毛のお手入れが必要となってきます。

眉毛のサイクルと特徴

休止期の期間はおよそ3か月.成長期の期間は4週~8週で、4~5か月で全ての眉毛が生え変わると言われています。

退行期

毛母細胞が盛んに細胞分裂を繰り返し 毛が太く、長く成長していく時期。4~8週間。

退行期

細胞分裂が停止し、毛が伸びなくなり抜けるための準備をする時期。

休止期

成長が完全に止まり、抜けるのを待っている時期。休止期を終えると毛が抜け再び成長期に入ります。3ヶ月(約12週間)

一般的に眉毛は、太く濃い毛が、浅く密集しているものですがこれは眉毛の成長期が4~8週間と短いのに対して、休止期が3ヶ月(約12週間)もある事にも関係しています。眉毛の90%は休止期の毛で占められており成長期の毛はたった10%しかないといわれています。

ホルモンと毛の関係

毛質・毛量には個人差がありますが、体毛の種類は「性毛」と「無性毛」という2つの種類があります。「性毛」とは、第二次性徴期に生えてくる体毛のことです。「性毛」は男性ホルモンが大きく影響しており「男性毛」と「両性毛」という種類が存在します。

一般的に、ヒゲや胸毛、手足に生えてくる濃い毛などは 「男性毛」、ワキ毛や陰毛は「両性毛」になります。女性が感じる「ムダ毛」のほとんどは、この「男性毛」です。 男性ホルモンの働きが活発になることで、より濃く太く長くなります。

「無性毛」は、ホルモンの影響を受けにくい体毛をといい、第二次性徴期以前から生えている体毛の事です。まゆ毛・まつ毛・頭髪のほとんど、手足の毛などが無性毛になります

ホルモンと毛の関係図

毛は加齢とともに、量が減る傾向にあります。でも加齢以外にも、ホルモンのバランスが乱れると、細くなったり量が減ったりと影響を受けます。

髪の毛は、男性ホルモンに反応しやすい部分と女性ホルモンに反応しやすい部分とがあります。前髪の両脇に生え際がへこんでいる部分、これを専門用語で髪際隅部と言いますが、これを結ぶように水平にラインを頭の周りに1周グルッと書いて、それよりも下の部分は男性ホルモンの影響を受けやすく、それよりも上の部分は女性ホルモンの影響を受けやすいです。

つまり、側頭部の髪の毛・後頭部の髪の毛・睫毛・揉み上げ・腋毛・胸毛・陰毛・脛毛などは男性ホルモンの影響を受け、オデコ・前髪・頭の天辺などの毛は女性ホルモンの影響を受けやすくなっています。

因みに、眉毛は眉頭から3分の2は男性ホルモン残り3分の1は甲状腺ホルモンの影響を受けるらしいです。

「ホルモンの影響を受ける」と書きましたが、実際は、毛自体はホルモンの影響を受けません。その毛が生えているところの「皮膚」が男性ホルモンや女性ホルモンに反応しやすくなっているのです。

ですから、薄毛の場合、男性ホルモンが多くなったから、または、女性ホルモンが少なくなったから、禿げるのではなく、毛が生えている部分の皮膚が女性ホルモンに反応しにくくなったために薄くなるのです。

眉毛を抜き続けていると、抜いたところ以外の眉も影響を受けます。

また、眉は繰り返し抜いてしまうと、毛包細胞という毛を作る細胞が傷んで衰えてしまい、機能しなくなるのです。みなさん気軽に眉毛を抜かれますが、抜く場合は相当の覚悟を持っていただきたいところです。

眉毛はただでさえ、生え変わるサイクルが長いので、次に生えてくるまで時間がかかります。抜くより、眉用ハサミやカミソリで整えるようにしてください。

症例でご説明します。

眉毛を抜き続けていると、抜いていたところが生えないのではなく、むしろ、必要なところに影響がでてしまいます。
残った眉毛が、やたらと長く剛毛で、生えていないところとの差が極端になっている方のほとんどが、昔抜いていた方です。

生まれつき毛質が細い方や毛量の少ない方は、全体的に眉毛が薄いか、眉頭のみ毛があり、眉尻が足りない方が多いです。眉頭に毛がなく、途中から毛がある方は、以前に抜いていた方が多いようです。

アートメイクも、当然自前の眉があるほうが、より自然に仕上がりますが、昔抜いていて、毛の生え方が不自然になってしまった方のアートメイクは技術者の技術と経験が必要です。

残っている毛が濃すぎてしまい、極端に毛のない部分に自然さが足りない。

極端に毛のない部分にストロークで毛並みを入れ、濃さを調整。

眉の変遷100年

1920年代

出典:free-phots.gatag.net

細く下がった眉、目じりにシャドーを入れタレ目、おちょぼ口。大正ロマンのモダンガール。

関東大震災、大正から昭和へ、

1930年代

出典:amebl.jp

アーチ型に吊り上がった眉、アウトカーブの大きめリップ。
銀幕の女優への憧れ。

2.26事件、第二次世界大戦勃発。

1940年代

出典:ja.wikipedia.org

エレガントが流行り、外国人女優に憧れる。

第二次世界大戦終戦、テレビ放送始まる。

1950年代

出典:amazon.com

オードリーヘップバーンがお手本。

高度経済成長。東京タワー完成。

1960年代

出典:nendai-ryuukou.com

ツィギーが大流行
瞼に二重のラインを描き、大げさなつけまつ毛、アーチ型の細眉。

東京オリンピック開催、アポロ11号が人類初の月着陸。

1970年代

出典:img.laughy.jp

前期:ピッピースタイルの流行。
後期:日本美が見直される。
細く薄い眉、タレ目メイク。

ベトナム戦争、反戦運動、石油ショック。

1980年代

出典:blog.livedoor.jp

キャリアウーマン・竹の子族・聖子ちゃんカット・サーファーブーム、デザイナーズブランド・ワンレン・ボディコン。
太眉(色もグレーでしっかり)

バブル景気、昭和から平成へ。

1990年代

出典:ameblo.jp

安室奈美恵さんの出現で、アムラーなる、コギャルメイクが流行し眉も細眉へ。

東西ドイツが統一、メジャーリーグで野茂英雄投手が日本人初新人王。

2000年代

出典:miracleouge.ti-da.net

浜崎あゆみさんが時代のアイコンに。
眉は太めですが、色は明るく薄めでアイメイクを強調。

シドニーオリンピック開催で高橋尚子が女子マラソンで初の金メダル、アメリカ同時多発テロ事件。

2010年代

出典:plaza.rekuten.co.jp

エビちゃんブーム、モテメイク。

東日本大震災、スカイツリー完成ロンドンオリンピック開催。

困り眉。

太眉。

2016年代

出典:fujitv.co.jp

太眉も終わりナチュラルな主張しすぎない眉に。

マイナンバー開始。

眉流行の100年を見て、改めて「歴史は繰り返す」ことを認識しました。

メイクもファッションもリバイバルしますが、眉という狭いパーツになると、細い、太い、濃い、薄い、アーチ、ストレート、、、、とバリエーションも限られてきます。眉の流行は、それを繰り返していることに気付きます。色も、ファッションのようにカラフルではなく、グレーよりか、茶系の中で濃い、薄い、明るいか、暗いかです。(さすがに、緑や紫の眉が流行したことはないですよね)

ただ、1920年代に「困り眉」が流行っていたことには、驚きました。「困り眉」が出たときには、個人的には「それはないでしょ、、、」と思っていたので、100年前にも流行っていたなんて、びっくりです。

景気が悪くなると、眉が細くなると言われていますが、2015年まで、幅を利かせていた太眉も2016年、年明けとともに一気に陰りを見せ、ナチュラルな存在感のない眉が流行りつつあります。今、バブルを振り返り、肩パット、とさか前髪、ゴン太眉を笑っているように、2015年の太眉を笑う日も来るのでしょうね。