アートメイクTips:MRIについて

MRIについて

MRIとは、磁気共鳴画像診断の意味で、強力な磁場と電波を利用して体内の状態を撮影する検査です。

アートメイクの色素に含まれる金属誘導体が電磁誘導を起こし、熱感や熱傷を生じる恐れがあるとして、アートメイクをしている患者にはMRI検査を行わない方針の医療施設もあるようです。医療機関によってMRIのステラ(磁力)に違いがあることや、医療機関に於いて、刺青とアートメイクの判別は困難なことも要因の一つです。(刺青に使用する染料は、永続的に残すことを目的とするため、アートメイクの染料よりも多くの金属性物質が含まれています。)

また、 アートメイクの色素を販売しているメーカーは多数あり、染料の種類によって金属成分の含有量が違います。その含有量の多い少ないがMRI検査の可否にも影響します。

近年、色素中の酸化鉄の含有量が非常に低いもの(「MRI SAFE」の表記がある)金属誘導体を含まないオーガニック の色素も出ています。

しかし一概に、Fe含有量が低ければ安全、というものでもありません。Feに替わるなんらかの有機系物質が使われているということもあります。Feがアレルギーを起こしにくい為、これまで長年に渡って多くの人に施術されてきたのも事実です。

MRIに反応はしなくとも、色素によるアレルギー反応を起す確率は高まる可能性もあります。強いアレルギー反応を引き起こした場合、外科的に切除が必要な場合も生じます。(もちろん、当方では今まで25年、そのような症例を引き起こしたことはありません。)

当院では、アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)という厳しい基準をクリアした染料を使用しています。FDA認可の色素は、鉄の含有量もごくごく僅かで、この染料の場合はMRI検査も問題なく受けられるようです。もとより、人体にはミネラルが存在し、その中にはFeも存在します。当院が使っている色素のMRIに対する安全性については学会発表もされておりますが、それでも、ご心配な方はアートメイク施術を見送られたほうがよろしいかと思います。